介護転職の理由は?よくある想定質問と回答例【38選】

介護転職の志望動機と転職理由の例文をご紹介

面接時によくある質問と回答例をみてみましょう。

回答は一例ですので、記載の通りに回答する必要はありませんので、一つの参考にして自分自身の言葉で回答できるよう準備をしましょう。

ポイントはネガティブなワードを避け、面接官へ不安を与えないポジティブな表現で回答することです。

介護転職における面接時の想定質問と返答例文

介護職の仕事を選んだ理由への想定質問と返答例文

想定質問:何故介護職に興味を持ったのですか?

▼返答例
・各種メディアで、現在の日本で必要不可欠な職業なのに働く人手不足との事が報じられており、社会の役に立ちたいと思い介護職の従事者としてやっていきたいと思った為。

・近親者に介護スタッフにお世話になった経験があり、この職業に感銘を受け自分も介護職として働きたいと思った。

・学校の研修やボランティアを行った経験があり、非常にやりがいを感じ介護士になりたいと思った。


想定質問:なぜ当施設に応募されたのですか?(経験者)

▼返答例
・○年間○○介護施設にて、介護士(ホームヘルパー)の仕事をしておりました。業務の中心は、ご利用者様の食事介助や入浴介助などの身体介護も行っておりましたが、現在の所属施設では介護サービス上、密にご利用者様の介護をお手伝いする機会が少ないため、もっとご利用者様と密に接することが出来る介護を行いたいと考えるようになり、ご応募させて頂きました。

▼ポイント
・介護職として経験のある方は、ご自身の経験と応募施設に対する志望動機が一致することがポイントです。また、介護職に対する熱意や経験をアピールすることも非常に重要になります。

介護職未経験の場合の想定質問と返答例文

想定質問:介護の仕事のイメージはどんなイメージを持っていますか?

返答例
・身体機能の低下や、認知判断機能の低下した高齢者に対して、身の回りのお世話や補助等のお手伝いをし、高齢者の人たちが可能な限り自立した生活できるようにサポートするお仕事であり、社会的に必要な仕事だと思っています。


想定質問:介護職を目指しているのに、介護の資格を取得していないのは何故ですか?

返答例
・未だ無資格ですが、書物等で現在勉強中です。また、出来るだけ早めに資格を取得する予定で、現在各種資格取得講座を選定中です。(一番望ましいのは、業務を行う上での介護の基礎知識を得るためにも資格を取得することです)


想定質問:なぜ当施設に応募されたのですか?(未経験者)

返答例
・家族が介護(祖父母など)が必要になり、その姿を見て「人の役に立つ仕事がしたい」と考え始めました。昔から、高齢者が好きだったこと。また、人に「ありがとう」と言って頂けると嬉しく感じたこともあり、是非、介護の仕事に関わっていきたいと強く感じました。現在は無資格・未経験ではありますが、現在介護職員初任者研修を修了するために向け勉強しております。

▼ポイント
なぜ介護に興味を持ったのかをきちんとアピールすることがポイントです。未経験でも有資格者であれば良いですが、無資格の場合は、希望の介護の仕事に就くために、努力していること等、強い意欲を伝える必要があります。

就業経験のない施設形態へ転職する場合の想定質問と返答例文

想定質問:この施設は老人健康保険施設(通称:老健)ですが、どんな施設形態か理解していますか?

▼返答例
・特養や有料老人ホームが終の棲家であるのに対して、老健は在宅復帰を目的としたリハビリ施設だと認識しています。
しかし、実際は社会的な理由もあり、特養の待機場所的な役割も担っていることは理解しております。

▼ポイント
特に、介護職の実務経験が無い求職者や、老健での実務経験が無い方に対してよくある質問です。老健はあくまでも在宅復帰に向けた中間施設である為に、特養や有料老人ホームに比較して、入所者の入替わりも多いため、利用者の名前や既往歴、禁忌などを覚える大変さ等があります。しかし、要介護度は特養などに比較すると経度で、リハビリを目的としている為、日中はリハビリトレーニングの声等が館内に響き渡り活気のある雰囲気です。夜勤も看護師が常駐している為安心感もあります。


想定質問:この施設は有料老人ホーム(通称:有料)ですが、介護職の仕事を行うに当たって特養との具体的な違いはどんな所だと思いますか?

▼返答例
・有料老人ホームは入所されている方の介護度が特養より低めであり、入居金や毎月の利用料等も比較的高額な料金を頂いているので、特にマナーに気をつけることが必要と認識しています。またホテル的なサービスマインド等も必要だと認識しております。

ストレスや体力による離職リスク度合い関する想定質問と返答例文

想定質問:体力の要る仕事ですが、普段から体力づくりなど取り組んでいることはありますか?

▼返答例
・学生の頃からスポーツで○○をやっており、体力には自信があります。

・駅等ではエスカレーター等を使わずに、必ず階段を使うなどして日常生活の中で体力の維持に努めています。


想定質問:普段ストレス解消はどのような形でしていますか?

▼返答例
・たまにカラオケに行ってで大声で歌ったりしています。
・○○が趣味なので、休日は仕事のことを忘れて没頭しています。

▼ポイント
ストレスを上手く自己処理できない人は、ストレスを抱えやすく、早期離職になる可能性がある、もしくは愚痴っぽくなり組織に悪影響を与える可能性が比較的高いと判断される可能性もありえます。ストレスが溜まり難い、ストレスを上手く処理できる、ストレスが溜まったときに相談できたり話する仲間が居る、等がアピールできれば内定の可能性は高まります。


想定質問:前職で大変だったことはどんなことですか?

▼返答例
・良い例)認知症の方などから、暴言や暴力を受けることもあり最初は大変な思いをしましたが、認知症や利用者の特性を正しく理解することにより、攻撃的な言動は緩和することが出来ました。

・悪い例)利用者の中に認知症で暴言暴力のひどい方がおり、マネジャーにどうにかして欲しいと何度も言ったのですが、何も改善されずにその利用者のせいで多くの従業員が退職していきました。

▼ポイント
この質問は、応募者のストレスキャパシティーを確認するためにしている可能性が高いです。何処の事業所でも完璧な事業所はありません。同じことが起きても凄く大変と感じる人と、そんなに大変とは感じない人が居ます。施設が採用したいのは言うまでも無く、そんなに大変とは感じない人です。


想定質問:何かスポーツをやった経験はありますか?

▼返答例
例)中学校、高校と●●をやっていました。高校のときは主将も経験させてもらいました。現在は趣味で●●をする程度です。

▼ポイント
この質問の趣旨は、過去に体育会系などの厳しく理不尽なこともありえる環境での経験があれば、組織に多少の不満があっても自分で消化処理でき体色につながりにくいであろうという思惑と、実際の体力面を確認する為の質問である可能性が高いです。体育会でなくても趣旨に沿う内容であれば「スポーツはそれ程やっていませんが、高校では吹奏楽でインターハイに出場しました。」などとアピールしてみるのも良いかもしれません。


想定質問:施設内で不満や愚痴を言う人も居ると思いますが、大丈夫ですか?

▼返答例
何処の施設にもその様な方は居ますが、上手く聞き流して対応していますので大丈夫です。

▼ポイント
不満分子は何処の組織にも居ます。当然ですが一緒になって不満ばかり言う人達は採用したくありませんが、実際の現場ではその様な人達と、適度な関係性を保ちながら働くことも必要とされます。
ストレスを抱えずに、上手く立ち回れる人はコミュニケーション能力が高く評価されます。

職歴に関する想定質問と返答例文

想定質問:今回で〇回目の転職の様ですが、これまでの経緯を1・2・3社目など、経歴順にそれぞれの入社や退職理由をお願いします。

▼返答例
1社目の施設は、技術的なスキルが低い中で研修や教育制度の環境が整っており、技術的スキルアップが出来ると思い入職いたしました。〇年間勤務する中で、より利用者様と密に過ごせる環境でチャレンジしたいとの思いが強くなりユニット型の特養に入職いたしました。現職の環境は非常に良く仕事のやりがいも感じておりますが、今後のキャリアを考えよりリーダー職などのマネジメントを経験できる施設で就業したいと考え、今回転職活動を行っております。

▼ポイント
一貫性がない入職・転職理由は懸念点と捉えられてしまいます。なぜ転職しようと考え、入職したのかを明確に示すことが重要です。また前職や現職への不満などを理由に挙げる方がいますが、仮に入職しても不満があれば退職してしますと判断されるので、その様な回答は避けるべきです。


想定質問:これまでの経歴を教えてもらえますか?

▼返答例
「私は学校卒業後、○○の会社で約○年間、新規営業の仕事に携わってまいりました。この経験から、どうすれば人が喜んでくれるのかに興味を持ち、元々人の役にたつ仕事がしたい志向も強かったため、○年に現在在籍している○社に転職し、介護の職に就きました。 現在は、介護福祉士を取得し、フロアリーダーとしての業務を担当しています」

▼ポイント
この質問の意図は、あなたがこれまでどのような経験を積んできて、どのような強みを持っているのか、また即戦力となりうる方なのかどうかですので、自己PRだと考えて回答すると良いでしょう。
単に職歴だけを並べるだけでは意欲が伝わりませんので、これまでの業務内容や経験、また成果がある場合は、そのことを中心に、求人内容にマッチしている点を整理してアピールしましょう。また、殆どの面接官が事前に職歴に目を通して把握しているので、簡素に伝えることも大切です。


想定質問:ブランクの理由を教えて下さい。

▼返答例
例)病気療養をしておりました。その間に少しでも仕事に関する知識や見分を広めたいと思い、◯◯の勉強をしておりました。現在、病気は完治しております。

▼ポイント
病気などの理由は仕方ないですが、その間「何もしていませんでした」という回答は、転職意欲が疑われてしまいます。可能であれば職種に関連のある勉強をしていたと回答すると良いでしょう。


想定質問:ブランクの間は何をしていたのですか?

▼返答例
例)以前から英語に興味があったため英語を勉強しておりました。英語を活かす環境ではないですが、コミュニケーション力を身に着けることができましたので、御社でもこの活かせると考えております。

▼ポイント
ブランク期間に行っていたことを採用担当者は確認します。そこから何を具体的に得ることができたのか、そこから仕事を誠実に行える方が判断してきます。取り組んだことや学んだことから、今後の仕事に活かせることを具体的に伝えると良いでしょう。


想定質問:何故派遣社員(非常勤)を選択したのですか?

▼返答例
今後の目指す方向性が分からなかったため、より多くの職場を経験し、見解やスキルを高めたいという思いで派遣という雇用形態を選択いたしました。

▼ポイント
有期雇用や決められた時間で勤務してきた方が、時間に制限されず、前向きに仕事が出来る方か確認するための質問です。正しい事実を伝え、今後働く環境での仕事に対する意欲や姿勢を強調すると良いでしょう。


想定質問:新卒時なぜこの仕事(会社)を選んだのですか?

▼返答例
「人の役にたちたい」という思いから、大手有料老人ホームで介護職として入社しました。現職(前職)では、入社後半年でシフト〇〇を任され、経験が浅くても責任の大きな仕事ができ、大変やりがいがある環境でした。

▼ポイント
第二新卒の方に対してよくある質問です。採用担当者は短期間で転職をするような問題がおきないか懸念をもっているためこの様な質問をします。何を軸に仕事先を選んでいるのか一貫性を持つと良いでしょう。また「現職(前職)の経験で本当にやりたいことが見つかり、それを御社で実現したい」というような回答ができると良い印象を持ってもらえます。

働く意欲や姿勢に関する想定質問と返答例文

想定質問:志望する施設を選ぶ基準はなんですか?

▼返答例
失敗しがちな回答は、「給料が良い」「福利厚生が充実しているため」という理由は避けた方が良いでしょう。応募施設を選ぶ際に、年収を含めた待遇面は重要ですが、それらを基準として伝えてしまうと、仕事への意欲や積極性などがないと判断されてしまいます。

▼ポイント
採用担当者は、応募基準に一貫性があるか、仕事をしていくうえで何を重要としているかを確認しています。また、変化好まない方か、新しいことに挑戦していきたいと考えている方か、理念、社風、方針に合う方であるかも同時に確認しています。


想定質問:当社以外にも応募している施設はありますか?

▼返答例
現在、前職の経験を生かすことができる特養を中心に、3施設ほど受けております。御社はチームワークが良く組織がフラットな点、ご利用者様により密接した介護を行っている点、また経営理念にとても共感しており、第一志望とさせていただいております。

▼ポイント
採用担当者は、あなたの中での自社への意欲や位置付けを把握する為にこの様な質問をします。他社も受けているているという回答は特に問題はありませんが、他社を複数社応募している中で、他社が第一志望という回答は採用することに迷いが出てしまいますので、応募施設が第一志望と回答することが望ましいでしょう。


想定質問:現職or(前職)の仕事内容や環境の不満を解消するためにどの様なことをしましたか。

▼返答例
課題や問題点を整理して、各フロアや他の職種の方とコミュニケーションを積極的に取り、ひとつづつ改善を行っていきました。

▼ポイント
どの様な改善成果を出すことが出来たかではなく、考え方など思考を見られています。不平不満や外部や他人のせいにしてしまいがちな方は早期離職になると採用側は見てきますので回答内容は慎重に答えましょう。


想定質問:当施設のHPを見ましたか?

▼返答例
御社のホームページを拝見し、介護に対する想いや理念に共感いたしました。一人でも多くの高齢者の方に、良い介護サービスを提供すること、また、介護の人手不足の問題となるミスマッチの問題ををなくそうという姿勢がこの採用ページから垣間見れたため、誠実な会社だとの印象を持ちました。

▼ポイント
面接官は、応募している以上、最低限ホームページくらいは読んでい・見ていると考えていますので、この質問で、施設のことをどれだけ理解しようとしているのか?を確認したいと考えています。この質問に他の意図はあまりありませんので、回答は原則あなた自身が感じたことをそのまま述べることです。


想定質問:介護の業務を行なう中で、特に大事にしていることは何ですか?

▼返答例
・忙しくても、利用者の言葉に耳を向けてちゃんと対応することです
・社員同士のコミュニケーションです。特に引継ぎ等では利用者の体調等を詳しく引き継いでいます。

▼ポイント
最も重要なことは、顧客(利用者)の視点を持っているか?ということです。●●な介護をしたい、目指しているということもすばらしいことですが、その視点が自分よがりの一方的な内容になっていないかもう一度確認してみてください。顧客(利用者)の視点で、利用者の為にという思いが正しく伝えることが出来れば大丈夫です。


想定質問:あなたにとって仕事とはなんですか?

▼返答例
将来、部下から頼りにされる管理職を目指しております。社会人として仕事をしていくなかで、これから私が経験していく日々の仕事は、将来の私にとって貴重な経験だと考えています。

▼ポイント
仕事への熱意や価値観、社風や考え方とのマッチングを見極めています。また同時にコミュニケーション能力も確認しています。仕事に対し愚直で誠実に、また前向きにチャレンジしていく方を評価します。


想定質問:将来どのようなキャリアを目指していますか?

▼返答例
例)先ずは現場での経験を積み、介護福祉士、介護支援専門相談員の資格を取得したいと考えています。

▼ポイント
特に何もないのは、向上心がないと捉えられるので回答としてお勧めできません。
向上心があるイコール、介護の質を高める努力をする意思の表れでもありますので、資格取得に限らず積極的にスキルアップをしていく姿勢をアピールしましょう。

通勤時間や各種スキル、勤務条件に関する想定質問と返答例文

想定質問:現年収・希望年収を教えて下さい。

▼返答例
現年収は●●●万円です。希望年収については基本的に御社の規定に従うつもりではございますが、現年収と同等、もしくは同等以上を希望させていただけます。

▼ポイント
希望年収が自社同等レベルの社員年収と比較した際、かけはなれて高い場合は、例え優秀な方であっても採用は難しくなります。転職では、職種やポジションで大よその相場がありますので、希望年収が市場相場と極端にかけはなれていると、採用担当者は、「自身を客観的に評価できていない方」と判断されてしまいますので要注意です。


想定質問:いつごろから働けますか?

▼返答例
現在在職中なので、最低限内定いただいた後に1ヶ月程度の期間を頂きたいと思います。また、シフト組の関係も御座いますので、出来ればもう少し憂慮いただけると助かります。現職にできるだけ迷惑かけずに円満退社したいと思っておりますので。

▼ポイント
介護職において、内定の合否判断をする重要な項目です。オフィスワーク職や営業職などに比べ介護職は早めに入職できる候補者を優先採用する傾向が強いです。現在在職中の場合、突然現職を退職することはお勧めできませんが、入職予定日が3ヶ月以上先であると内定が得難いのも事実ですので認識しておくことが必要です。


想定質問:通勤時間はどれくらいかかりますか?

▼返答例
車で20分くらいです、なれてくれば裏道等も利用すればもう少し早く来れるかもしれません。
公共交通機関を利用し30分くらいです。

▼ポイント
介護施設、特に特養や老健などの従業員の多くは、地域に密着した地元民が多いです。
通勤時間をきっかけとした地元ネタは、面接という緊張しがちな場を和ませてくれる潤滑油の役割もあります。また、施設までの通勤距離が近いことは、継続的に長く働ける要素にもなりますので、近さや地元愛は積極的にアピールしてみましょう。


想定質問:エクセルやワード等基本的なパソコンスキルはありますか?

▼返答例
難しい計算式の設定等は出来ませんが、一般的な使用は出来ます。また、介護専用ソフトは●●と▲▲を使用していました。

▼ポイント
オフィスワークではないので、難しいPC操作を求められることは多くありませんが、介護現場でもIT化は進んでいきます。一般的なレベルで使えるのであれば問題ありませんが、パソコンアレルギー的に拒絶することは、介護職においても好まれません。現在はスマートフォン等で何でも調べられる時代です。特にパソコンの苦手な方は、最低限のスキルを得られるように事前に準備トレーニングをしておきましょう。

自己分析に関する想定質問と返答例文

想定質問:苦手な人のタイプはどんな人ですか?

▼返答例
例)愚痴っぽい人などは少し苦手ですが、どの組織に行っても多少入ると思いますのであまり気になりません。

▼ポイント
どの施設、どの組織にも気の合わない人はいる可能性が高いですよね。内定の可否という意味では、重要なのはどのような人が合わないか?ではなく、気の合わない人が居たときにどのように考え対応するか?を見ています。どんな人が居たとしても、対応できるスタンスが取れれば大丈夫です。また内定合否とは別の観点としては、実際に一緒に働く人達との相性はあるので、どのフロアに着任してもらうか?の参考にしているケースもあるようです。


想定質問:他人から「どんな人」と言われますか?

▼返答例
例)とにかく明るい人
例)元気な人
例)やさしい人

▼ポイント
「あなたの強みを教えてください」と近い質問ですが、この質問だと面接の場では用意された回答であったり、自分を飾った回答になることがあります。しかし「他人からどんな人と言われますか」と質問された場合、候補者の本質的なことをしる要素が含まれた回答になる可能性も高く、人間性を知るために良く出る質問です。趣旨は、ほかの在籍スタッフと上手く仲良くやっていけるか?という協調性の部分が想定されますので、全般的にが協調性がとれる事や明るい性格である事を回答するとよいでしょう。


想定質問:高齢者の人は好きですか?

▼返答例
はい好きです。私はおばあちゃん子で育ったので、小さい頃から高齢者の人達と接する機会も多く、戦後の大変な時代を生き抜いてきた話などを聞くと本当に高齢者の人達を大切にしないといけないのだと感じます。

▼ポイント
介護の仕事は福祉従事者としてのホスピタリティーが必要な仕事です。面接で本当は高齢者が好きではないとの発言は厳禁ですし、嫌いな傾向が強いのであれば、就業後に大きなストレスを抱える可能性が高い為、ほかの職種を検討したほうが良いです。この質問の趣旨は高齢者虐待の可能性も見ていることは理解しておく必要があります。


想定質問:本は読みますか?

▼返答例
読書は好きなので、月に1冊は読みます。

▼ポイント
可能な限り最新の本や仕事に関連がある本を読んでいることを伝えましょう。学ぶ姿勢があるか確認していますので、ミステリーや小説などどのジャンルでも可能です。学ぶことができた本を選ぶと良いでしょう。


介護職のリーダー・マネジメント職の採用面接に関する想定質問と返答例文

想定質問:リーダー職など、マネジメントにおいて重要だと思われることは何ですか。

▼返答例
重要なことはコミュニケーション力と頻度だと考えます。なぜなら何がおきているのか、問題はおきそうにないか、利用者様の状況は?などを確認するには直接声を拾うことが一番わかりやすいからです。

▼ポイント
現在のリーダー職に求められるスキルはコミュニケーション力です。また状況判断力も重要なスキルになってきますので、どの様にコミュニケーションを取ってきたのか、何か問題が発生した際にどの様に判断するのかなど、具体例を交えて回答してみましょう。

生活相談員の採用面接に関する想定質問と返答例文

想定質問:終の棲家である特養や有料と、在宅復帰への中間施設である老健と、相談員としての考え方にはどんな違いが有りると考えますか?

▼返答例
終の棲家である特養や憂慮の場合は、在宅介護と同様に「その人がその人らしく」という考えに基づき、各種サポートや助言等を行なっていくべきと考えますが、在宅復帰に向けたリハビリ施設である老健は、「その人らしく」という考えよりも、自立に向けた取組みに対するサポートや助言が最も重要であると考えます。

▼ポイント
特養にも、老健にも、有料にも、訪問介護にも、それぞれの役割の違いや保険制度による規制の違いがあります。故に特養等の相談員の考えをそのまま老健に持ち込むと、相談員として間違った支援やアドバイスをしてしまうことがありえます。まずはそれぞれの施設やサービスの役割の違い、制度の違い等を正しく理解し、自分のやりたい方向性にマッチした職種であるかの確認もしておいたほうが良いでしょう。

サービス提供責任者の採用面接に関する想定質問と返答例文

想定質問:サービス提供責任者でも、ヘルパーとして一定割合訪問介護に出てもらいますが大丈夫でしょうか?

▼返答例
訪問ヘルパーとして稼動することは大丈夫です。
具体的にどれくらいの割合で訪問介護に入り、サービス提供責任者の業務はどれくらいの時間で何名ぐらいの対応をする必要があるか教えていただけますでしょうか?

▼ポイント
訪問介護のヘルパーとして稼動せずに、サービス提供責任者の仕事だけをしたいと希望する方も居ますが、一般的にはサービス提供責任者であっても業務の50%前後はヘルパーとして訪問介護を行なっています。サービス提供責任者での転職を検討される場合、事前にヘルパー業務の割合を確認しておくことをお勧めいたします。

老人保健施設での採用面接に関する想定質問と返答例文

想定質問:老健で受け入れられない利用者はどんな方ですか?

▼返答例
頻回痰吸引が必要な方や、酸素吸入が必要な方などです。

▼ポイント
制度上の規制で、老健では医療依存度が高い方、医療処置が必要な方の受け入れは出来ない可能性が高いです。これは実際に出来るかできないかではなく、在宅復帰へのリハビリ一次施設という役割から、医療処置が必要な身体状態の方は、そもそも在宅で自立した生活を出来ない可能性が高く、その場合、老健で復帰に向けてのリハビリは目的にそぐわない内容にナ手しまうことが理由のひとつです。

デイサービスでの採用面接に関する想定質問と返答例文

想定質問:車の運転は大丈夫ですか?

▼返答例
お客様を乗せて運転したことがないので、少し不安ですが、日常的には運転はしており、大きな事故等は起こしたことは御座いません。

▼ポイント
デイサービスは、送迎専任ドライバーが居ることもありますが、殆どは介護職が兼任しています。車両はノア等の2000CC程度のワンボックスカーですので、普段軽自動車等師可雲煙したことのない方は、最初慣れるまでは不安に感じることも多いと思います。あせり大きな事故を起こさないよう、慣れるまでのトレーニング時間を確保できるように、交渉しましょう。

外国人が採用面接を受ける際の想定質問と返答例文

想定質問:日本語のコミュニケーションや、読み書きはどれくらい出来ますか?

▼返答例
会話は問題ありません。しかし、難しい漢字を書くのは苦手です。ひらがなは書けるので引継ぎノート等の記入や、読むことは問題ありません。

▼ポイント
近年は、どの施設でも外国籍のスタッフが複数名働いています。
勿論就労可能なビザであることが前提ですが、その上で一番のポイントは、日本語コミュニケーション力と引継ぎノートの読み書きです。特に24時間シフト交代制で業務を引き継ぐ為に、引継ぎノートの読み書きが出来ないと実務上支障が出る為に、最低限の必須スキルとしている施設が多いです。

面接官からの逆質問に関する想定質問と返答例文

通常、面接の最後に面接官から「〇〇さんから何か質問はありますか?」と聞かれる場面があります。なにも準備をしていないと頭が真っ白になってしまい「ありません」とつい答えがちです。
一通り施設や仕事の説明があったとしても、こちらから聞かないと教えてもらえないことも多々あります。あなたがもし内定をもらった場合に本当にその施設に入職すべきなのかを判断する材料を増やすためにも、気になる点は事前にしっかりまとめておきましょう。

逆質問の際の質問例とポイントをご紹介します。

想定質問:御社の強みは何ですか?

▼ポイント
事前にホームページや紹介会社のキャリアアドバイザーに確認すればわかるような情報は質問する内容には適してはいません。競合になる他施設の情報などを確認し、逆に質問することで評価を上げることが可能ですので、細かい情報を把握しておくことが重要です。


想定質問:勉強や教えてもらえる環境はありますか?

▼ポイント
基本的にはこの様な質問は逆質問には適していません。面接時に学ぶ姿勢や意欲を伝えることは大切ですが、あなた自身が施設に対し、入職後貢献できることが何なのか。を示すことが重要です。


想定質問:(自身の)お昼ごはんは、みなさんどうされていますか?

▼ポイント
施設介護の現場では、ランチ事情も様々です。シフトで時間が決まっていて順番に取る施設もあれば、合い間を見てコ個々に休憩を取っている施設もあります。また、お弁当の持込以外にも入居者の食事と同様の食事を格安で社員に提供している施設もありますね。ランチの場所や形態も様々で、しっかり休憩室などでランチを取れることが望ましいですが、シフトの取り回し上、利用者があつまっているフロアの一角で、利用者の様子を気にしながらランチを取ったり、施設の方針で利用者のランチと一緒にランチを取るなどの施設もあります。それぞれの施設の方針や現状があり、理想ばかり言っていられない現状もありますが、入社後にストレスにならないように事前にしっかりと確認しておいたほうが良いポイントですね。


想定質問:レクレーションはどのようなものをしていますか?

▼ポイント
高齢者は身体機能の低下と共に、今までできていたことが少しずつ出来なくなります。若い頃は●●をやりたい!という希望で満ち溢れていますが、高齢者になるとどうしてもやりたい!の前に諦めてしまう傾向があります。そうなると段々と生甲斐をなくしてしまうため、レクレーションアドを通して、生甲斐を少しずつでも作っていく必要がある為に、レクレーションは非常に重要な行事の一つでもあります。レクレーションへの取組み姿勢は、その施設の取り組み姿勢をあらわしていることも多いため、どんな施設なのか?を確認する為にはとても良い質問になりえます。是非、質問できる際は質問してみてください。


想定質問:入浴の介助は、どのような体制で行なっているのでしょうか?浴室内と脱衣所で分かれての対応になりますか?
想定質問:レクレーションの内容は、どのように決めているのですか?

▼ポイント
質問が無いということは、やる気、本気度、興味度を疑われる要素になりえますので、些細なことでも良いので質問をしましょう。
質問の内容は、自分の処遇や条件等ではなく、実際の業務に関することや、介護に対する考え方等のほうが望ましいです。
有給消化率は?、希望休日は?、賞与は?、昼休憩は?等、自分の都合を気にする質問ばかりなのは、望ましくありません。


想定質問:夜勤の際の、利用者の体調変化など緊急事態が発生した場合、オンコールでナースへの連絡後の体制はどのような取決めになっておりますか?

▼ポイント
老健や一部の有料老人ホームでは、夜間も看護師が常駐している施設もありますが、それ以外の多くの施設では夜間は介護職員のみで対応し、利用者の急な体調変化等による緊急時は、オンコールにより看護師及び医師の判断を仰ぐことが想定されます。実際にオンコールが必要になった場合の具体的な行動イメージを持つことは、業務を安全に行なうと共に、心理的な安心感を正しく認識する為にも確認したほうが良い事項ですね。


想定質問:お風呂の介助の体制について教えてください

▼ポイント
施設介護の中で、体力的に一番大変な業務は入浴の介助かもしれません。
最近では、入浴専属スタッフを配置する施設も出てきましたが、多くはシフトで交代制で入浴介助を行なっているケースが多いです。
比較的新しい設備のお風呂では、安全且つ、介護職員の身体的負担が少なくなるような設備が整っていますが、歴史のある施設や個浴を中心とした入浴介助は、介助するスタッフにも負担がかかります。
浴室内担当と脱衣所担当の連携体制なども、確認しておいたほうが良い事項の一つです。


想定質問:介護業務において重視していることは何ですか?

▼ポイント
法人施設がどの様な介護観をもっているのか等が分ります。自身の考えや目指す介護観とマッチしているか確認することもとても転職先を決める上で重要になります。


想定質問:足りない介護スキルを補うような研修などはありますか?

▼ポイント
介護スキルの向上を目指す方やスキルが浅い方は、どの様な教育・トレーニング体制があるか確認しておきましょう。施設によっては教育体制はなくOJTなど実践で身につけていくケースもあります。自分自身の目指す介護スキルとマッチしているか確認することで入社後のミスマッチを防ぐことも重要になります。


想定質問:スタッフの年齢層を教えて下さい。

▼ポイント
働く上で重要視している点と就業するかもしれない施設でのイメージをしやすいため参考に確認してみると良いでしょう。


想定質問:主な相談員としての業務内容と、介護職としてケアに入る割合がどれくらいあるのか教えてください。

▼ポイント
相談員と言っても、入居系施設の相談員と、デイサービスの相談員では大きく業務内容が異なります。事業所も様々な考え方や方針があり一概には言えませんが、全般的な傾向をご参考までに語紹介いたします。 入居系の相談員は名前の通り、各所の相談役として、入居者、入居者のご家族、担当ケアマネジャー、主治医等の受付窓口としての機能が求められると共に、雑務もこなす何でも屋さんです。対してデイサービスの相談員は、趣旨は入居系と変わりませんが、プラスして地域の居宅を回り、デイサービスに通う利用者を紹介してくれたケアマネジャーへ、利用者の近況報告(アセスメント)をすると共に、あたらな利用者の紹介を得るための営業活動が主業務になります。 入居系、デイサービス共に利用者ではなく、利用者の周辺関係者への積極的なコミュニケーションが主のお仕事になりますので、正しく認識した上で応募しないと、不要なミスマッチを起こす可能性もありますので、相談員未経験の方で、相談員になりたいと希望している方は、本方にやりたいことは何なのかを再度確認する必要がありそうですね。


想定質問:夜勤は入職後どれくらいで入ることが出来ますか?

▼ポイント
夜勤は夜勤手当が付くことが多く、働く側にとっては所得に大きく影響するため重要な事項です。経験者であれば概ね3ヵ月前後で設定していることが多いですが、担当するフロアやユニットの利用者の顔と名前が一致していること、利用者の既往歴などを把握していることが一つの基準になっているようです。人材不足で夜勤が多くなりがちな施設もありますので、合わせて夜勤の回数等も事前に確認しておくとよいでしょう。


想定質問:介護以外の掃除、リネン等の業務はどれくらいありますか?

▼ポイント
近年は、介護職の人材不足を背景に介護職は介護の専任として、リネン、掃除等を分離している施設も多くなってきました。もちろん、決められた仕事以外をしなくて良いわけではありませんが、介護士としての力を再が威厳発揮できる介護専任の環境は歓迎すべきですので、是非質問したい項目の一つです。


想定質問:日中のレクレーションは誰が考案する役割になっていますか?

▼ポイント
高齢者にとって、毎日の生きがいを創出したり、身体機能を維持もしくは向上させる為にもレクレーションは重要な要素の一つです。レクレーションの内容はミーディング皆で決める施設もあれば、専任もしくは施設長等が決めるケースもあります。また、近隣のボランティアの協力を得ながら行なうケースもあります。どのようなレクレーションの取組みがされているかは、その施設の考え方や方針をしる、よい材料にもなりますので、是非質問してみましょう。

まとめ

今回挙げた質問例と回答例はあくまでも回答例であり、一番大事なのは、あなた自身の言葉で話せることです。

そのためには求人情報をよく読み、採用担当者がどういった人物を求めているのかを十分に理解しておくことが重要になります。